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情報収集能力を高める方法は「鳥の目」「虫の目」「魚の目」で見る訓練

情報収集をするうえで大事な3つの目なのですが、「前に進むため」に様々な問題を解決し、決断する時にも必要な目でもあります。

情報発信でのブログやサイトの構築において、最も重要なコンテンツを作るうえで大事なのも、この3つの目なのです。

3つの目とは、3つの視点で物事を見ることを意味します。

それが「鳥の目」「虫の目」「魚の目」。

この目を持つことで人生においても「目に見えない大切なもの」を見つけれるようになります。

今回は、物事を見る時に大事な3つの目のお話しです。

それでは、いってみましょう。

 

3つの目とは3つの視点で物事を見ること

「鳥の目」「虫の目」「魚の目」の3つの目とは、次の3つの視点で物事を見ることを意味します。

  • 「鳥の目」・・・鳥のように高い位置から見下ろして俯瞰すること
  • 「虫の目」・・・虫のように近づいて細部を見つめること
  • 「魚の目」・・・魚のように潮の流れを読み流れに乗って泳ぐこと

まず3つの目というのが、どういう目なのかをひとつづつ解説していきます。

鳥の目は多様な方向から全体を見れる目

鳥のように高いところから見下ろして眺め、広い視野から物事全体を見つめることで大局観を把握する目線です。

大局観とは、「部分から全体を推測して方針を決定するための思考の働き」とのこと。

鳥は、空の上から全体像を見ることができます。

つまり、視野の広い視点のことを意味します。

全体を見ることができなければ、現在の自分の立ち位置や目的地までの道のり、目的地にたどり着くための方法や条件などは分りませんよね。

鳥の目を持つことで、

「見落としがないか?」「向かっている方向は間違っていないか?」

「無理なことをしていないか?」「おかしな点がないか?」

ということが見えてきます。

期待通りの結果を出すには、期限を設定し、期限から逆算して時間軸を意識し、限られたリソース(人・モノ・カネ)を現実的に分配することが重要です。

このプロセスを怠ると、単なる「絵に描いた餅」になります。

 

ビジョンやミッションを持った時に初めてその力が発揮される

具体的に思考で言えば、大きくわけると3つ。

①現在の状態を評価する・・・今の状態を総合的に考えて良い状態・悪い状態の評価

②次の行動への選択肢を考え選択する・・・多くの選択肢から目的に近い候補を選ぶ

優先順位付けと必要な要素の配分を行う・・・・どこに一番着目するべきなのかを判断する

一番重要なのが着目するところ!

例えて言えばカメラでフォーカスを絞っていくような感じかな・・・。

 

つまり、物事を大きな視点から全体観を掴んで行動に移す時、鳥の目は大事な視点だということです。、

その過程で一番大事な着目点をフォーカスできる思考の力があるかどうかは、結果に大きな影響を与えます。

だから判断を誤まれば、まったく見当違いな全体像に囚われてしまうリスクもあるわけです。

将棋やチェスのプロは、何十手も先まで読むことができる、というのを聞いたことがありませんか?今が勝負どころという判断はこの鳥の目なくしては不可能です。

何十手先まで読んで、次の一手を打って行く思考が正に対局観だと言えます。

 

そうならないためには、目指す結果が「こうなってくれたらいいな」「こうなるのではないか」というイメージを作って、そこに道筋を立てて合わせていくプロセスが大事だといいことです。

それには「ものごとの真因」「本来の目的」を探求する、WHY(動機付け)の思考がないといけないということです。

 

日常生活で言えば、自分にとって「幸せとは何か」「家族とは何か」「健康とは何か」

企業経営であれば、理念を形作る「ミッション(使命)」「ビジョン(あるべき姿)」

抽象度を一度高めれば迷うこともなくなるので、そこから高度を落としていけばいいのです。

 

虫の目は物事を徹底的に深掘りする目

虫は複眼なので、「近づいて」物事を様々な角度から詳細に見るという視点を言います。

「なぜ・WHY?」それが大事かということを見つめる目です。、

虫の目は、鳥の目で獲得した情報を活かすための目線です。

また、プロジェクトをタスク分解するときや、物事を要素分解する時、問題を見つけた後に原因を特定する時にも必要な目です。

思い込みや先入観は、生産性の高い仕事をする際とても邪魔な存在ですから、近くに行って実際の目で確かめるのは大切なことです。

 

抽象的な表現を具体化するときに必要なのが発想力

どのようにしてオリジナルなものに変換していくかで必用になるのが「発想力」です。

発想力が必要だからと言って、無理にオリジナリティを追求してませんか?

虫の目は、純粋に「好きなもの・気になるもの・感動を受けたもの」を徹底的に深掘りする時の目線です。

その目線を持つことが、洞察力や発想力を鍛える方法でもあるのす。

「自分はどうしてそれが好きなのか?」と、好きになった背景を掘り下げてみましょう。

 

魚の目は流れを見失わない目

これからの時代は、明確な正解がなく先行きが見えない時代です。

だからこそ、より時代の流れを見極めながら決断することが重視されてきています。

魚の目とは時代の潮流を見逃さずに、ビジネスチャンスに結びつけるための視点です。

大局的な時流を読んだとしても、計画的にスケジュールを組みながら今の流れに沿って調整していくことが重要です。

魚の目の視点がなければ、衰退市場や過当競争市場に参入してしまったり、トレンドを理解せずに古い手法で満足したり、計画性のない事をする可能性があります。

 

人々の関心は「モノ」から「ヒト・コト」へ

ITが進歩したおかげで、時代の流れはかつてないスピードで変化しています。

そのうえ今の時代は「いいモノ」を作れば、必ずしも売れるという時代ではなくなっています。

日本は今、産業自体が成長しきって熟した時期に入りました。

モノは市場にあふれ、付加価値をつけることが難しくなり、需要は減ってきています。

今の消費者の関心は「モノ」から「ヒト・コト」へとシフトしています。

モノに新たな付加価値をつけるには、「したいコト」「ほしいモノ」を考えなければなりません。

そうした変化を、読み取れるかどうかを見極めるのが魚の目です。

潮流が早い今は、昨日まで正しかったことが明日には間違っていることも起こりえます。

「これまでこのやり方で成功してきた」「この業界では常識だ」

「権威が言っているから正しい」「競合はみんなそうしている」

という考え方は、もはや過去の常識や価値観です。

潮流を読めないと、こういった固定観念にとらわれてしまい、機会損失を招きかねません。

流れには「因果」「過程」「変化」「トレンド」のように、過去⇒現在⇒未来といった時の経過があります。

だからこそ情報や客観的事実が、どのような変化の中で発生して今に至るのかが見れる魚の視点が必要なのです。

魚の目が欠けている人は、議論ばかりして、実際に行動しないので時代の流れがわかりません。

つまり、戦略や計画だけ作って満足してしまう人のことですね。

 

時代や社会を読み解くには、「静」と「動」を見ることが大事だということです。

本当の意味で論理的な人は、環境変化によって事情は変化するものなので、

優先順位を考えつつ、その時に合わせて様々な選択肢をしながら、柔軟に計画を見直していける目と行動力を持っています。

 

この3つの目をバランス良く使う能力を、何ていうか知っていますか?

これが俗にいうロジカルシンキング(論理的思考法)なんです!

日本には、ロジカルシンキングを正しく解説している本が少ないので、独学するには難しいのですが、情報収集には必要な思考なので、情報収集術を高めて行くことで必然的に身に付いていくはずです。

バランスよく3つの目を使って物事を分析することで、見落としがちな事にも気付けるようになります。

 

情報収集するうえで必要不可欠な3つの視点

先が見えない時代へと突入した今、「前に進むため」に必要な能力は問題解決力です。

ビジネスにおいても、多様化するニーズや社会の変化にいかに対応するか?

これからの時代は、問題解決力が試されようとしています。

 

その問題解決力を養う方法の一つが、情報収集。

情報収取力が高まるということは、問題解決力が高まるということだからです。

そもそも情報収集の目的は、情報を得ることで「今より前に進むため」にするものです。

間違った情報を収集すれば、問題が解決できずに前には進めません。

 

一般的には、「情報」は近づいて様々な角度から眺めて理解する必要があります。

単純に何も考えずにただ受け止めているだけだと、振り回されてしまうからです。

そのとき、一面的な見方をせず「複眼的」に見る「虫の目」が必要です。

でも、接近しすぎると全体が見えなくなるので、一度距離を取り直し大きな枠から「情報」を見直す「鳥の目」が必要になります。

そして、情報や客観的事実が、どんな変化の中で発生したのかを見るのが「魚の目」ということになります。

本質を見抜く力がつくと、情報に騙されることもなくなります。

それも踏まえたうえで、情報が正しいかどうかの見極めをする時には、意識的に様々な角度から精査するのには、この3つの目がとても重要になるのです。

 

コンテンツを制作するうえで必要不可欠な3つの視点

インターネットの活用が必要になってきたことで、コンテンツという言葉をよく耳にするようになりました。

殊にビジネス面ではコンテンツマーケティングという手法が、日本でもやっと定着してきたように思えます。

コンテンツを直訳すると、中身・内容という意味があります。

様々なメディア(媒体)から発信されるコンテンツ(情報)と捉えれば分りやすいでしょう。

情報発信ビジネスをするには、まず何よりもコンテンツが一番大事なものだということになります。

鳥の目で全体を俯瞰し、魚の目で時代の潮流を読み、虫の目で見えないものを探すことが、コンテンツづくりの本質です。

コンテンツ作りでは、ターゲットのニーズに合っているかを、常に検証しながら再構築を重ね進化していくことが求められます。

それを怠ると、間違った方向に進んだり、同じ場所をぐるぐる回っていたりすることになるからです。

<コンテンツ作りのポイント>

  • 自分本位のアピールをしていないか?
  • ニーズのないコンテンツを発信していないか?
  • 利便性が低くいコンテンツでないか?
  • わかりにくいコンテンツでないか?
  • 差別化ができているか?

成功を握るカギは、あらゆる考えを巡らせて、ユーザーを徹底的に理解するということです。

 

点をずらすことを意識するだけで見える世界も変わってくる

人生には、様々な判断や決断が必要な場面が多々あります。

人は追い込まれると目の前の事しか見えなくなりがちですが、視点を変えるだけで見える世界が広がります。

虫の目で・・・・・『多角的に眺め』

鳥の目で・・・・・『判断を下し』

魚の目で・・・・・『決断を行う』

この「プロセス」は身を守るにしても、前に進むためにも重要なことです。

自分の意識を超えて物事を考えることができないのが人間ですが、視点を変えることで見えなかったことを見ることができるようになります。

客観的に思考を捉えるためにも、「鳥の目」「虫の目」「魚の目」の3つの目を意識して使いこなせるようになりましょう。

実は、これらの視点が「ロジカルシンキング」に必要とされるものでもあるのです。

 

本当に大切なものは目に見えない

目に見えないものを見るプロセスに必要なのが、3つの目です。

最後に、目に見えないものに目を向けてみてください。

目に映るものが、必ずしも真実とは言えないからです。

正しくものを見ているつもりでも、大人になると目に見えるものばかりに心を奪われて、お金や地位といった表面的なもので判断してしまいがちです。

その結果、私達は大切なものを見失い、目に見えない多くのものに支えられていることに気付かなくなってしまっています。

大切なものは、その人とどんな関係を結んでいるのか、そのものにどれだけ時間を費やしたか、といったことに隠れています。

物質の豊かさではなく、心の豊かさ、心の糧の大切さを求める時代がやってきました。

一人ひとりが、ものごとの本質、真実の姿、本当に大切なものを見つけていくことで、本当の意味での幸せに繋がって行くはずです。

目の前のことだけを片付けることに時間を取られ過ぎないように、たまには高い所から全体を見降ろしてみることも大事です!

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