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伝える力のトレーニングは書くことより、まず”思考”!

これからの時代は「伝える力」が武器になる

今ほど書く力がある人が、有利な時代はないと思う。

インターネットが普及する前までは、リアル世界で対面のコミュニケーションがほとんどでした。

人との出逢いも人を通しての出逢い・・・・・でも今はネットを通じて世界中の人と出会うことができる時代です。

 

リアル世界では、話が上手な人が圧倒的に有利でした。

最近は本人に会うより前に、ツイッターやメール、LINEが最初の出逢いの方が多いのでは?

 

文章だけで、その人を判断して「この人、おもしろそうな人だな」と思ったり、共鳴できると感じてしまう。

ある意味・・・引っ込み思案の人も、文章で有利になれる時代とも言えるかもしれません。

 

私もどちらかと言えば、口下手な方なので文章の方が素直に伝え易いこともあって、有利なのかもしれない・・・・・。

でも、言葉を使う仕事を選んだからこそ、思うこと感じることがたくさんある。

 

今日は、「伝わる言葉」について語ってみたいと思います。

 

文章は上手く書こうと思わなくていいのだ~

情報発信をするうえで、上手な文章を書こうとして悩む人が多いのですが、

上手な文章ってどんな文章だと思っていますか?

 

書き方や技術?

語彙力の高さ?

語彙(ごい)とは、扱える言葉の数のことです。

 

「伝えよう」と思って、どんなに言葉を尽くしても「伝わっていなかった」ことってありませんか?

言葉をコミュニケーションのための道具として捉えると、言葉を使う側と受け止める側の両者で成り立っています。

「伝わった」という結果は、この両者の共同作業。

相手を理解している間柄であれば理解の歩み寄りもできますが、人間関係は多岐にわたります。  初対面の人と、意思疎通を図らなければならないこともあります。

そうなると変わらないのは、伝える側の自分だけ。

であれば、伝わる精度を高めるには、自分が変えて行くしかないのは理解できるはずです。

 

 

伝わり方にも、レベルがありますよね。

  • 理解できない・負誤解する
  • 理解する
  • 納得する
  • 共感する

理解するまで至れば伝わったことにはなるののでしょうが、納得・共感までもっていくのが、どれだけ難しい事であるかは言うまでもないでしょう。

でも誰かと話しをしたり書籍を読んでも、伝わり方は必ず4つのどれかに当てはまります。

 

ここでちょっと、納得・共感できなかった時の事を、思い出してみてください。

そんな時のあなたは、相手が言っている意味が分からなかったり、何も感じなかったのでは・・・・・?

「もっと上手に表現すればいいのに」とか、言葉の使い方が下手だとかいう言葉の使い方を評価しているわけではないはずです。

「言いたいことがバラバラ」

「薄っぺらい考え」

といった、相手の人格に対する事が多かったのではないですか?

つまり、人間は相手が発する言葉の重さや深さを通じて、その人の人間性を評価しているということです。

理解されていても納得・共鳴に至らないのは、言葉の使い方に問題があるのではなく、言葉の軽さ・浅さに問題があるように思えるのです。

いくら自由自在に言葉を操る技術を持っていても、中味がないと「口先だけのイメージ」を持たれてしまう事になりかねないのです。

反対に、決して流暢に話せなくても「この人が言うなら信用できる」「なぜかこの人の言葉に惹かれる」と思われることもあります。

 

言葉って不思議ですよね~。

決して言葉を使う技術だけが、伝わり方や心に響くわけではないと言いきってしまうのは、私だけでしょうか。

技術を磨く以前に、

言葉で意見を伝えるのであれば、まずは意見を育てる必要があるのでは?

 

思考は言葉を育てる!

実は、その「意見=思考」を育てるのも言葉なんです。

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私たちは言葉で考え・言葉に疑問を持ち・言葉で納得する答えを引き出しています。

よ~く考えて見て下さい。

自分の考えや価値観と向き合い、深く考える時は言葉を使って考えていませんか?

 

ひょっとして今、「確かに・・・」と表に出ない言葉を発していたのでは・・・・・?

 

もう少し分かりやすく言えば、

自分が考えていないことは、外に向かって表現できませんね。

突然、不意をつかれた時にはつい本音が出てしまいがちですよね。

 

だからこそ思考を磨かなければ、言葉は成長しないのです。

言葉を単なるコミュニケーションの道具と捉えていては、本当の意味での言葉の役割が見えないんですね。

だから伝える言葉が使えない。

でもそれは、理解不足やコミュニケーション能力が低いからではありません。

自分以外の人に伝える言葉を磨くには、自分の考えを深めたり・広げたりする自分の中にある言葉の存在を、常に意識することが必要だということなんです。

いくら伝え方のテクニックや聞き方のスキルを学んでも、伝える文章が書けないと感じている人が多いのは、言葉の役割の捉え方に問題があるのです。

 

ここまで読んだあなたなら、もう分りますよね!

「思考を深めていくことをなくして、言葉だけを成長させることはできない」

 

接客業を10年近くやってきて何となくは気づいていましたが、

私がこのことを確信したのは、ライターを始めて3年が過ぎた頃。

そこから身内とのコミュニケーションも含めて、一気にコミュニケーションが円滑になったと実感しいています。

 

言葉を育てて行くことは、意識していても簡単にできることではありませんが、

思考を深めて言葉に変えて行く一連の流れを体得すれば、言葉に重みや深見が増して「伝える力」を手に入れることができるようになるはずです。

伝える力は情報発信だけでなく、人生を生きる上で一生使えるスキルなので、せひ身に付けてほしいものです。

 

「伝える言葉」を育てる方法を、これから少しづつ紹介していきますね。

 

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